津波シェルターCL-HIKARiについて多くのお客様からいただいているご質問、ご相談内容を紹介します。
Q. 何人が避難できますか?
A. 標準で、大人四人の搭乗を想定しています。
※小さなお子様などの場合は、 膝に抱くなど姿勢により4名以上の避難 も可能です。
Q. シェルター内部の空気で、 どれくらいもちますか?
A. 大人4名避難時、 シェルター内部の空気と付属の携帯酸素(10 l)で、密閉状態を計算上2時間維持できる設計です。
※シェルター内空気と付属の携帯酸素 (10リットル/1本) を使用した計算値です。 ※大人、小人、体型、 男性、女性、 肺活量、 体重、 精神状態など様々な条 件がございますので、あくまでも目安とお考え下さい。
※付属の携帯酸素 (10リットル/1本) ではご不安な場合、 追加注文を受け賜わ ります。
※ボールコック式空気弁をオプションで追加することも可能です。
Q. どの位の重さまで耐えられますか?
A. 試験結果より30トン以上の荷重にも耐えられる構造です。
※現在の建築基準法に基づく木造瓦葺家屋の2階部分 (8〜10トン) の 場合、ご自宅と両隣りの2階部分がシェルターに乗っても、生存空 間を維持できる可能性が高いことを示しています。
Q. どうやって助けを呼ぶのですか?
A. シェルターの中に避難した状態で携帯電話等を用いて救助 要請が可能です。
・水上が安定している状態では、水上でハッチを開けて、 救助要請することも可能です。
・ライフジャケットに附属する警笛を使用し救助要請すること も可能です。
※ガラス繊維を含んだ強化プラスチック (G-FRP) で出来ているため「電気を通さず」「電波を通す」特長があります。
Q. シェルターの色は変えられないのですか?
A. 海上衝突予防法に基づく救難 (オレンジ) 色を採用し、救助 の可能性を高めています。
海上交通の基本法である、
1海上衝突予防法 (昭和52年法律第62号) 第4章37条 (遭難信号) 2 海上衝突予防法施行規則(昭和52年運輸省令第19号) 第4章補則 (遭難信号) 第22条
3船員法(昭和22年法律第100号) 第2章 船長の職務及び権限第14条 (遭難船舶等の救助)
「船長は、他の船舶又は航空機の遭難を知ったときは、 人命の救助に 手段を尽くさなければならない。」
以上から、 救助される可能性が他の色よりも高くなることを考慮してオレンジ色を採用しております。
※オレンジ色以外の色に変更した場合、 漂流物として認識される可能性があります。
Q.CL-HIKARiは地震用ですか?津波用ですか?
A.「地震」「津波」の両方から避難できます。
CL-HIKARiは「地震」と「津波」の両方から避難することができる防災シェルターです。
CL-HIKARiの基本的な使用方法は、ご自宅の中に設置していただきます。
地震が発生したらシェルターに逃げ込んでハッチを閉じれば、地震で倒れる家具や、倒壊する家屋から身を守ることができます。
さらに、CL-HIKARiは軽量なので水に浮き、強い防水性を持っていますから、津波が襲ってきて住宅が呑み込まれてしまうような際にも、シェルターに逃げ込んでハッチを閉じれば、浮上して避難することができます。
さらに、特許性能の「自動スイング構造」(特許登録第5602322号)により、家屋に津波が浸水した時にシェルターがスイングし、ハッチが水上を向くような姿勢を保ちますので、津波が落ち着いたタイミングでシェルターのハッチを開けて外へ避難も可能です。
防災シェルターにはCL-HIKARi以外にも様々な製品が販売されていますが、CL-HIKARiのように「地震」「津波」の両方に対応した製品はあまり多くありませんので、防災シェルターを選ぶ際には注意されることをお勧めいたします。
Q.CL-HIKARiはなぜ「FRP」という素材で作られているのですか?
A.「FRP」は防災シェルターに最適の素材だからです。
FRPには以下のように優れた特徴が多くあります。
FRPでシェルターを作ることで、最高の性能を実現できると考えています。
詳しくは「FRPとは?」のページをご覧ください。
◆外部からの力に非常に強い
家屋倒壊などの強い衝撃から身を守ることができます。
◆強いのに軽量である
水に浮上して津波から避難ができます。また、シェルターの移動も人力で行うことができます。
◆保温性が高い
シェルター外部の暑さ、寒さをやわらげ、中にいる避難者の身体への負担を軽減できます。
◆腐食、劣化に非常に強い
水上を流されながら救助を待つことも可能ですし、数十年にわたって使用することができる商品です。
Q. CL-HIKARiは国産品ですか?
A.はい、国内メーカーによる「純国産シェルター」です。
東京都に本社のある「株式会社光レジン工業」という日本のメーカーにより開発、製造されている防災シェルターです。
Q.地震が起きた時の避難方法を教えてください。
A.速やかに逃げ込み、ハッチを閉めてください。
CL-HIKARiには大人4人まで避難することができます。
地震が発生した時には、できるだけ早くシェルターの中に入り、内側からハッチを閉めてください。
また、換気用の吸気口も、内側から閉めてください。
内部の覗き窓から、周囲の状況を確認することができます。
CL-HIKARiは30トン以上の重さに耐える耐久力を持ちますので、シェルター内に避難することにより、倒れてくる家具や、家屋倒壊から身を守ることができます。
Q.津波が起きた時の避難方法を教えてください。
A.速やかにシェルターに逃げ込みハッチを閉めてください。
CL-HIKARiは地震だけでなく津波からの避難にも対応しています。
内側からハッチと吸気口を閉めれば、強い防水力でシェルター外部からの水の浸入を遮断します。
軽量で強いFRP樹脂で作られており、大人4人が乗り込んでも、水に浮上します(シェルターの約半分が水面に出ます)。
大きな津波により家屋ごと流されるような状況でも、水面に浮き、水の流れに乗って避難することができます(従来の、据えつけ型のシェルターですと、水に浮いて避難することができません)。
水に流されながら、内部の覗き窓から周囲の状況を確認し、安全な場所に流れ着いたら、ハッチを開けて外に出て避難することができます。
Q.CL-HIKARiの価格、値段を教えてください。
A.本体価格88万円です。
CL-HIKARiは税抜880,000円。
商品代金の他に、組立費用、設置費用、運送費が別途かかります。
シェルター本体は10年保障付きです。
詳しくは「価格・料金のご案内」をご覧ください。
Q.CL-HIKARiの購入・設置の相談はどのようにしたらよいですか?
A.まずは「お問い合わせ」よりご連絡ください。
CL-HIKARiは高額の商品ですので、十分にご説明、ご納得いただいた上でのご購入、設置をさせていただきます。
まずは、お問い合わせページにて必要事項を記入の上、送信してください。
お客様よりいただいた情報をもとに弊社スタッフがお見積り、資料送付、ご説明等させていただきます。
内容や費用にご納得いただいた上で、ご購入をお申込みいただきます。
代金のお支払いについては銀行振込の他、月々19,500円〜(条件により異なります)の分割払いにも対応しております。
料金のお支払を確認させていただいた後に弊社工場(神奈川県厚木市)より専門スタッフが運搬、搬入、設置を行います。
Q.CL-HIKARiを製造する「光レジン工業」とはどんな会社ですか?
A.日本で最高水準のFRP加工技術を持つ日本のメーカーです。
CL-HIKARiの製造、販売を手掛ける「株式会社 光レジン工業」は、昭和45年の創業以来、40年以上にわたって、FRPをはじめとする強化プラスチックの加工、製品開発を行ってきました。
日本で最もFRP加工技術のノウハウ、実績のある企業の一つであり、様々なFRP関連の新技術、新製品を世に送り出してきた、FRP業界のリーディングカンパニーと呼ぶに値する企業であると自負しています。
弊社「光レジン工業」の前代表である大野勝三氏は、平成12年~24年にわたり、(社)強化プラスチック協会が主催する「強化プラスチック成形技能検定委会」の委員長を務め、また、東京都の認可法人である「東京都職業能力開発協会」の「首席検定委員」を平成12年より務めるなど、FRP業界全体の成長と発展に務めました。