平成28年4月8日、2015年発売の新型シェルター「津波シェルターCL-HIKARi」の仕様や防災性能に関わる特許が登録されました。
特許登録番号は第5913673号。
発明の名称は「複数ハッチ箱型シェルター」です。
以下のような、津波シェルターCLヒカリの主な仕様が特許として登録されました。
・強化プラスチック製の箱型形状の避難用シェルターである。
・シェルターの背面には重しとなるウエイト部があり、その対抗する面にハッチで開閉する出入り口がある。
・津波や洪水から水に浮上して避難する際に、出入り口のハッチが水面上を向くようになっている。
・ハッチにはシェルターの内外から開閉できる開閉窓が設けられ、内側面にハッチをロックするロック機構がある。
・シェルター本体内につかまり棒があり、地震による家屋倒壊や津波浸水からの避難時に内部で捕まる事で安定性を得る事ができる。
・シェルターに、水上避難時に救助船等が牽引できるよう、牽引用のフックが取付可能である。
・シェルターに、シェルターをボートのようにしてオールで漕いで避難することを想定して、オール受けが取付可能になっている。
2014年8月29日、津波シェルターHIKARiについての特許を取得しました。
特許登録番号は第5602322号。
発明の名称は「避難用シェルター」です。
以下のような、従来の防災シェルターにない機能や製造方法についての特許登録です。
今後の津波シェルターHIKARiのさらなる進化に、ぜひご期待下さい。
・従来の球体型津波シェルターでなく、箱形形状の津波避難用シェルター。
・家庭のユニットバスが、地震や津波発生時に家屋倒壊や津波浸水から避難可能になるという新しいコンセプトの防災シェルター。
・発泡体に、硬質ウレタン、発泡スチロール、ポリエチレン、又はポリプロピレンを使用する津波シェルター。
・強化プラスチックの繊維系強化材に、シェルターの用途や性能要求に合わせて、ガラス繊維、カーボン繊維、防弾対策となるアラミド繊維、バサルト繊維、又はバイオマス繊維を使用して製造する津波シェルター。
津波シェルターヒカリを製造、販売する(株)光レジン工業は、2013年12月に「特願2014−036176」にて、津波シェルターHIKARiに関する特許を出願しておりました。
その後、特許庁の審査を通過し、2014年7月18日、特許が承認され、特許登録が完了いたしました。
【特許番号】特許第5579336号(P5579336)
【登録日】平成26年7月18日(2014.7.18)
【発行日】平成26年8月27日(2014.8.27)
【発明の名称】避難用シェルター及びその製造方法
【特許権者】識別番号512280806 株式会社光レジン工業 東京都日野市日野本町4-10-23
【発明者】東京都日野市日野本町4-10-23 株式会社光レジン工業内 大野 仁生
【審査官】土屋 真理子
★特許電子図書館(IPDL)で特許第5579336号の詳細情報が公開されています。
⇒特許第5579336号・津波避難用シェルターの詳細情報を見る
【課題】
地震、水害、さらに紛争等が単独もしくは複合して発生した際に、確実な避難を可能とするための避難用シェルターを提供する。
【解決手段】
避難用シェルター1を、水密閉鎖された避難空間を有する球形のシェルター本体3と、設置状態のまま、当該避難空間へ人が出入りできるように当該シェルター本体側方に少なくとも1個開口された出入口と、当該出入口を水密閉鎖するハッチ9と、により構成し、さらに、設置状態にある当該シェルター本体の底部上に、設置状態と同じ水中姿勢を保持するためのウェイトを設置するための固定構造が設ける。
設置状態のまま出入りができるので確実な非難が可能である。
重心移動により水中浮遊中の姿勢変更が可能となる。
よって、水害に対しても有効である。
左の商標マークを商標登録済です。
津波シェルターHIKARiは意匠登録を取得済みです。
◆意匠登録番号
登録第1472794号
◆意匠に係る物品
災害避難用シェルター
◆意匠登録者
株式会社光レジン工業
◆登録日
2013年5月17日